溜まった録音は、再生せずテキストで処理する
1件の事件で何十時間もの録音・録画が生まれることがあり、それを等倍速で聴く作業がボトルネックになっています。
3時間の事情聴取から自白の一言を探す刑事は、それを見つけるために残りの2時間50分も聴き通さなければなりません。抱えている事件の数だけそれが積み重なれば、滞留は避けられません。聴取の録音は確認が追いつかない速さで溜まり、確認は誰かが思い出した箇所だけになり、残りのファイルは誰の目にも触れないままです。
事件ファイル全体を一度に検索
録音はパソコンから直接、またはGoogle Drive、Dropbox、OneDriveから一括でアップロードでき、事件が動いているうちに、それぞれが検索できるテキストとして返ってきます。刑事はファイル内のすべての録音を名前、住所、日付、フレーズで横断検索できるため、4時間目に一度だけ出てきた細部も数秒で見つかります。現場での聞き取りで耳にしたあだ名が2週間後の取調べで再び出てきても、偶然気づくのを待つ必要はなく、検索すれば見つかります。
すべての行にタイムスタンプ
行をクリックすると、プレーヤーが録音内のその瞬間へジャンプします。引用を原本と照らし合わせるのに聴き直しは要らず、数秒で済みます。重要な発言には、何が、誰によって、録音の何分何秒で語られたかという出典が、最初から付いています。
記録に基づいて書く報告書
同じ文字起こしは報告書の作成にも役立ちます。メモや記憶から供述を組み立て直す代わりに、警察官は検証済みの一文を引用し、それが語られた分と秒を明記できます。補充報告書や令状請求の宣誓供述書が、記憶ではなく記録に基づいて作成されます。
文字起こしは捜査上のレビューのための作業用下書きであり、録音の代わりではありません。正式な記録はあくまで録音で、下書きはその中から必要な30秒を見つけるための手段です。