タイムチャージで試算する:聞き直すか、読むか
1時間の音声は、聞き直すのにも1時間かかります。一人で事務所を切り盛りする弁護士にとって、問題はまさにそこです。
事実を残すために録音した面談が、いつの間にか開くのを避けたいファイルになってしまいます。開けば確実に時間を取られ、その時間は請求できない事務作業になるか、依頼者が納得しない水増し請求になるかのどちらかだからです。
読む時間は要点の量で決まる
文字起こしがあると、作業の単位が変わります。聞き直す時間は録音の長さに比例しますが、読む時間は、録音のうち本当に重要な部分の量に比例します。検索にいたっては長さにまったく左右されません。アップロードした案件が1ファイルでも3年分でも、名前、日付、金額が数秒で見つかります。
ご自身の1週間で試算
- 1時間の依頼者面談を起案中に2回聞き直せば、2時間かかります。良心に照らせば、請求書には載せられない時間です。
- 同じ面談もタイムスタンプ付きの文字起こしなら、ざっと目を通し、狙いを定めた検索を数回するだけで済みます。正確な言い回しが重要な箇所は、ワンクリックで音声を確認できます。
Sonixは音声1時間あたり$10の従量課金です。タイムチャージが1時間$100以上なら、6分単位の請求1回分で、音声まる1時間分の文字起こし費用をまかなえます。
1か月分の録音を文字起こしすると
たとえば、事務所で月に10時間分の録音が生まれるとします。内訳は、受任時や依頼者との通話が4件、半日の証言録取が1件、審理が2件、それに折々の口述メモです。再生して確認するなら、起案を1分も始めないうちに10時間以上を聞くことに費やします。文字起こしで確認するなら、$100で作成できる検索可能な文書の束になり、その時間の大半を、起案、戦略立案、法廷といった請求できる仕事に戻せます。
タイムシートに表れないもの
その場で取るメモは、いわばふるいです。しかも、そのふるいは忙しい日のご自身です。その場では些細に思えたこと(日付、過去のけが、ふと漏らした自認)ほど、3か月後には思い出せないものです。文字起こしは何もふるい落としません。すべてを残し、検索すれば何でも取り出せます。
どれも、ご自身の判断に代わるものではありません。録音は文字起こしによって初めて文書になり、そのおかげで判断力を「どこで言われたか」を探すことではなく、「何が言われたか」に注げるようになるのです。