診療科ごとの記録のしかたに合わせて
診療科ごとに記録する内容は違いますが、返ってくるのはどれも、話者が分かれ、タイムスタンプが付いた、確認しやすい文字起こしです。
メンタルヘルスと精神科の記録
セラピストや精神科医は、患者の同意を得てセッションを録音します。Sonixは話者ごとに分けた文字起こしを返すので、経過記録を書きながら内容を確認できます。AI Analysisは、長いセッションから要約やチャプターマーカーを生成でき、50分の診察から記録が完成するまでの時間を短縮します。Horizon Behavioral Healthは、対面、遠隔、モバイルのケアでSonixを活用し、記録にかかる時間を減らして継続的なケアの質を高めています。Horizonの事例はこちら。
遠隔診療の記録
オンライン診療は、もともと録画が残るので、最も記録しやすい診療形態です。Zoom、Teams、Google Meet、Webexで録画してSonixにアップロードすれば、話者ごとにラベルが付いた文字起こしが手に入ります。SonixはBAAを締結し、転送中も保存時もPHIを暗号化するので、文字起こしの工程も、遠隔診療プラットフォームと同じコンプライアンス水準を満たします。
治験と研究インタビュー
研究チームは、構造化インタビュー、患者報告アウトカムの議論、アドバイザリーボードの録音を大量に文字起こしします。話者識別とタイムスタンプがあるので、複数人の録音も扱いやすく、統一された書き出し可能な文字起こしは、質的分析ツールでのコーディングや、スポンサーやIRBに提出する監査証跡の整備に役立ちます。
言語聴覚療法
言語聴覚士は、録音したセッションを使って経過を記録します。正確な文字起こしがあれば、言語サンプル分析のための発話を拾いやすく、セッションの合間に構音の目標を追いやすくなります。利用者とキーボードに注意を分けずに済みます。
その他の利用例
- 歯科:診察、治療計画、患者との相談を、入力し直す代わりに音声で記録できます。
- 放射線科:画像診断レポートをディクテーションすると、編集できるテキストが数分で戻り、専門用語も最初から認識されます。
- 獣医療:症例メモや飼い主との会話を記録できます。動物の患者にHIPAAは適用されませんが、求められる精度とセキュリティの水準は同じです。
臨床での利用についてのご注意:Sonixは文字起こしと記録作成を支援するもので、診断ツールではありません。音声をテキストに変換して要約しますが、臨床上の判断は行いません。すべての文字起こしと要約は、診療記録に入れる前に、資格を持つ臨床医が確認してください。
重要な言葉こそ正確に
汎用の音声認識は、医療が最も許容しないところでつまずきます。1音節違いの薬剤名、解剖学用語、用量、多用される略語です。
SonixのAIは、医学用語、薬剤名、解剖学用語、臨床の言い回しで学習しており、クリアな音声で最大99%の精度を実現します。それを最大限に活かす習慣は3つあります。
カスタム辞書を追加する
地域の医療提供者の名前、専門性の高い処置、治験特有の薬剤コードなど、日常的に使う用語を追加しておくと、エンジンが最初から認識できます。カスタム辞書は、Medical ProとMedical Enterpriseを含め、Sonixのすべてのプランに含まれています。
良い音声を録る
精度は音声の品質に左右されます。静かな診察室で、手に持った電話を口元に近づけたほうが、部屋の向こうにあるノートパソコンのマイクよりも良い結果になります。基本は音声を上手に録るためのガイドにまとめています。
記録に入れる前に確認する
100%正確な自動文字起こしはなく、どのベンダーもそうは言えません。ブラウザのエディタは音声とテキストを同期して再生するので、臨床医や事務スタッフが文字起こしをすばやく確認できます。カルテに反映する前に、この確認の手順をワークフローに組み込んでください。
Sonixは文字起こしソフトで、AIスクライブではありません
ツールを選ぶときには、この違いが大切です。実際には、両方を併用しているチームも多くあります。
アンビエントAIスクライブは、診察の場をリアルタイムで聞き取り、SOAPノートのような構造化された臨床記録の下書きを作ります。Sonixは医療用の文字起こしソフトです。ディクテーション、診察、遠隔診療、研究インタビューなど、録音された音声を取り込み、話者が分かれ、タイムスタンプが付いた正確な文字起こしを、お客様の管理のもとで作成します。そのうえで、AI Analysisが文字起こしから要約やチャプターを生成できます。
生の診察から記録の下書きだけがほしい場合は、アンビエントスクライブをお選びください。ディクテーションによる報告書、セッションの記録、研究インタビュー、54以上の言語での文字起こしと54以上の言語への翻訳、いつも使っているシステムへの書き出しなど、発言そのままの記録が必要な場合は、Sonixをお選びください。スクライブ全般を公平に比べたい方は、おすすめのAI医療スクライブのガイドと、AI SOAPノートの解説もご覧ください。
記録作業が診療の時間を奪う
医師が患者と向き合う1時間ごとに、EHRやデスクワークに2時間近くを費やし、さらに自宅で1〜2時間の時間外業務があります。
これは、Annals of Internal Medicineに掲載された2016年のタイムアンドモーション調査(Sinskyら)の結果で、米国医師会もその後たびたび引用しています。時間外の作業の多くは、記録業務に費やされています。
文字起こしで記録の必要がなくなるわけではありませんが、作業が入力から、話すことと確認することへ変わります。Sonixでディクテーション中心のワークフローを使っている医師は、手作業での記録に比べて、記録にかかる時間を最大70%減らせたと報告しています。
医療用文字起こしの費用
人による医療用文字起こしサービスは行数または音声の分数で課金されます。ソフトウェアは定額プランか時間単価で、量が増えても費用を見通しやすいのが特長です。
Sonix Medical Proは、研修、研究、専門誌のインタビューなど、PHIを含まない医療コンテンツ向けのセルフサービスプランで、年額$880からご利用いただけます。Sonix Medical Enterpriseは、患者データを扱うチームに必要な、署名済みBAA、管理機能、専任サポートを追加したプランで、BAAは追加費用なしでご提供します。
現在のプランはMedical Sonixの料金をご覧ください。AIと人のサービスの料金を比べるには、文字起こしの費用の目安の詳しい解説もご覧いただけます。どのアカウントも、PHIを含まない音声で精度を試せる30分間の無料枠から始められ、クレジットカードは不要です。